納骨堂とは、読んで字の如く「御遺骨を納める堂宇(建物)」という意味となっております。
納骨堂の歴史は昭和初期に遡り、初期の納骨堂は寺社の敷地内に設置された御遺骨を一時的に保管するための設備でした。
しかし、その後の時代の流れの中で納骨堂は一時的に保管を行う施設から、永続的に御遺骨を納めることが可能な施設の意味合いを持つようになりました。
また形についても、時代と共に変遷しております。初期は一時保管ということでロッカー式や棚式などの簡素なものが主流でしたが、現在では立派な建物内に参拝用設備を整えた納骨堂も増えており、首都圏など墓地不足が取り沙汰される地域では今後益々ニーズが高まることが予想されています。