ブログ|早稲田墓陵

魂の故郷(いのちのふるさと)から一言

住職、副住職をはじめ龍善寺のスタッフが、日々の歩みの中で気づいたこと、
感じたことを綴ってまいります。一月1回の更新予定です。
これもご縁と、ちょっと息抜きにでも、お立ち寄りいただければ有難いことと思います。

桜の花びら

日頃より早稲田墓陵(龍善寺境内墓地、早稲田納骨堂、早稲田永代供養墓)にご参拝いただき、誠にありがとうございます。

ただいま龍善寺では新型コロナウイルスによる政府からの緊急事態宣言により、早稲田納骨堂の開館時間を午前十一時から午後三時までとさせていただいております。この時間内であれば参拝頂けます。お休みはありません。外の墓地については、従来通りお参り出来ます。但し、ロックダウン(都市封鎖)等になった場合、もう一段の対応として、法要及び納骨堂参拝をお休みさせていただきますのでご了承ください。

 

 

先日、境内にある桜が散り、地面にはたくさんの花びらが散っておりました。箒で掃いても次々と花びらが落ちて、きりがありません。桜が散り終わり、ふと下を見ると花びらが重なりあい地面を覆っています。落ちた花びらは湿気や泥で固まり層となり、箒ではなかなか取りづらいものでありました。

その花びらの層を一生懸命手でかき集めとっている内に、満開であった時は皆が写真を撮り、きれいなものであったにも関わらず、花びらが散り地面に落ちたものはきれいとはいえず、不必要なゴミであると感じる私がいます。

 

 

仏教ではすべてものは一定ではなく、いつかは変わったり、無くなったりすると教えています。しかし、私の心は桜の花びらに対して、いつまでも満開の桜のままきれいで、変化をしてほしくないと求めているのです。それは私にとって都合の良いことだけを求めること自体が苦しみであると知らされ、そして状況次第でコロコロと変わっていく私の心は不確かであると気づかされるのです。日々の出来事に教えられる毎日を過ごしていきたいと思います。

 

 

みなさまにはご不便をおかけしておりますが、早稲田墓陵(龍善寺境内墓地、早稲田納骨堂、早稲田永代供養墓)はお休み無しでお参りできます。

一日でも早く新型コロナウイルスが終息するよう、感染拡大防止に何卒ご理解ご協力をお願い致します。

くれぐれもみなさまお身体お気を付け下さい。

 

南無阿弥陀仏

副住職 末廣亮

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